もしあなたのお腹の子に染色体異常確定をされたらどうしますか?北海道で2013年に検査を受けた2人の中絶と新出生診断までの経緯に迫る。
妊婦血液の胎児検査
子どもを出産するにあたり妊婦健診はよくあること。今回は血液でダウン症などの染色体異常を調べるという新出生診断について北海道新聞の取材をしたデータからの詳細をチェックたところ、 北海道北大病院と札医大付属病院で検査を受けた2013年4月から1年間で287人だったそう。うち2人が中絶をしたからには何か大きな理由があったに違いない。
実は3人に染色体異常反応
上記病院での検査結果、染色体異常の疑いであると「陽性」反応判定されたのが3人。その後、異常有無確定するために羊水検査したところ、うち2人が人工妊娠中絶を選んだのだそう。1人には異常がなかったとのこと。
なぜ染色体異常になるの?
実は北海道内の287人の検査理由として、高齢妊娠(35歳以上)が283人(98.6%)とあり超音波検査などの染色体異常の可能性があったのは3人など、高齢出産に対しての出産リスクが上がりやすいためか検査も注意深くしているともとれる2つの病院。
1人がダウン症、1人が心臓疾患などを伴う18トリソミーだったという今回のデータから、更に染色体異常について調べてみた。
染色体異常でどうなる?
染色体に異常が起きるとお腹の子ども(胎児)に様々なリスクが現れる可能性が非常に高くなるもの。以下Wikipediaより参照。
染色体異常には様々な種類に分かれ通常、染色体は2本で対をなしているが、以下の様に変化をすることがある。
- これが1本になるのが「モノソミー」
- 3本になるのが「トリソミー」
- 4本になるのが「テトラソミー」
- 5本になるのが「ペンタソミー」
ちなみに2本ある正常染色体はダイソミーという。まれに3倍体や4倍体などの倍数体があり、知的障害、奇形といった状態になることや以下の様な常染色体トリソミーに分類されている。
常染色体トリソミーとは?
- 21トリソミー(ダウン症候群)
- 18トリソミー(特に女児に多い。男児は流産率が高いという。口唇裂、口蓋裂、握ったままの手、先天性心疾患や心臓疾患等)
- 13トリソミー(特に女児に多い。男児は流産率が高いという。口唇裂、口蓋裂、無眼球等や重度の知的障害など)
※18トリソミーや13トリソミーの場合、1年以内に90%が亡くなるそう。
新出生前診断、血液検査や羊水検査などから分かる胎児の情報。出産を控えるあなたにとって最良の方法がみつかりますように。
染色体異常
色々と考えさせられました。迷っているところなのでチェックができるのは少し安心かもしれません。
染色体異常
コメントありがとうございます。そうですね。お医者さんそして旦那様とご相談されるとよいかもしれませんね。