早く分かっていたら。中絶手術で夫の訴えとは。東京都武蔵野市の産婦人科病院で指定医資格のない医師が中絶手術をしたことで女性が亡くなるというニュースが舞い込んできたのです。無資格でできるの?
産婦人科なら資格があって当たり前なのに
早く分かっていたら、中絶手術をしなかったと訴える男性の妻は亡くなったのです。
産婦人科に行くと通常当たり前の様に院内に飾ってあるのは、母体保護法上の指定医資格がありますよという資格プレート。
結婚して1周間での辛い出来事
2人は6月に妊娠が判明して交際5年となる記念日の7月6日に結婚しました。しかしこの間胎児の発育不全が分かったため女性は同8日に中絶手術を受けたということなのですが、6日後死亡したということなのです。
水口病院の評判
評判について調べてみると、中絶手術に必要な資格を持っていなかった医師は今までで12件の中絶手術を担当していたということですが、10月時点で院長と共に退職されているというのです。今回のニュースがあってからというもの評価に関する他サイトを見てみると様々な意見が交わされています。
なぜ産婦人科で医師が無資格?
実は水口病院の院長は母体保護法上の指定医資格を保持していたのですが、中絶手術を担当した医師が無資格という点で病院側に業務上で堕胎させた疑いがあるとしている問題ですが、院長はなぜその点を軽視していたのでしょう。
組織的な違法堕胎
遺族側弁護士は、医師ではない者が実質的に運営しているなど放漫な運営で、組織的な違法堕胎が行われていた可能性もあるとしていて、監督権限のある東京都に処分及び調査を求める要請書を提出しているというのです。
産婦人科の中絶の前に
今後様々な理由から中絶手術をする予定のあなたへ、以下の点は必ずチェックしていきましょう。
- 掛かり付けの産婦人科医の資格情報を確認
- 直接医師に資格があるか、証拠を見せてもらう
- 病院に電話で問い合わせる
- 担当の産婦人科医の中絶手術のキャリアについて調査する など
良い先生だと評判でも、中絶手術は一般的な手術ではないため慎重な決定も必要ですが、今回亡くなった女性の死因は急性うっ血性心不全ということで、妊娠中絶手術との因果関係はわかっていませんが、産婦人科に通うこともある女性も多いと思いますので、ぜひとも早期解明を祈っております。
情報参照元:http://mainichi.jp/articles/20161207/k00/00m/040/108000c