中国の中絶事情

一人っ子政策の今

中国の中絶事情

中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は2013年12月28日、人口抑制のため導入していた「一人っ子政策」の緩和を決めた日経新聞が伝えている。

地方政府が2014年春から順次、どちらか一方が一人っ子の夫婦に第2子出産を認めていくものとされる。
国側として、緩和していくとあるが完全に一人っ子政策がなくなる時代はくるものなのか。

 

男女性別判断中絶

中国では性別選択上で中絶を行うことについて男女の人口バランスは重要な要因の1つとされている。
また2001年では117人の男の子に対し、女の子は100人。中国の家族に対する男の子を選好の持続性の傾向がある。

中国中絶件数年間800万件

2014年4月13日北京晩報によると人工妊娠中絶手術を受けた人の30%が未婚者で、45%が出産経験がないというものだった。

出産前に超音波で体内の子の性別も分かることもあるが、それ以上に避妊知識が低下していることも伺える。
専門家曰く、「今は若くても将来的には出産を経験することになる。人工妊娠中絶は健康と家庭円満への潜在的脅威です。」と警鐘を鳴らし、適切な避妊を呼び掛けているという。

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