男女の愛の関係は国を越える問題が増えている中、韓国人男性とフィリピン女性との関係そして生まれたコピノ達が今密かに問題になっているというニュース。
韓国人男性とフィリピン人女性の関係
livedoor Newsによると、韓国人男性とフィリピン人女性の間にできた子どもを見捨てるという理由について問題視している点で、今回取り上げられていたもので、韓国人とフィリピン人の間にできたこども、つまりKoreanとFilipinoを合わせた造語としてコピノ(Kopino)と呼ばれている子どもたちが沢山いるという。
なぜ韓国にコピノを連れて帰らないのか
Korean + Philippine = Kopino
実は韓国人男性とフィリピン人女性との出会いは様々。
- フィリピン旅行中に女性目的の滞在
- ゴルフ観光
- 英語留学
- ビジネスマン
妻子持ちでも女性目的で遊びに来て、彼女らを置いて国へ帰る韓国人男性は少なくないことでコピノを支援するフィリピン国内団体までいるほど。
貧しい国の女性や子どもとの関係があることで自国で差別があることや、韓国にいる妻に不倫がバレると慰謝料請求が怖いなどの理由から彼女らをフィリピンへ置き去り状態にするというもの。
許しがたい男性の行為は、後を絶たずそして個人での責任となるため防ぎようもないものなのかという非常に辛い現状でもある。
(中絶後ストレスから立ち直るコツ14項目)
コピノの現状
韓国人が多く住むマニラのケソン市では1500人のコピノが存在し、彼らの数は増加し続けている。
第一の理由として、フィリピンを訪れる韓国人の数が増加していることが挙げられる。
その他フィリピン韓国庁によると、1997年には17万人だった韓国人は2007年には65万人と4倍に膨れ上がっているのだ。
フィリピンに残されたコピノたちの問題
韓国人男性はフィリピン人女性と楽しむが、女性が妊娠した場合、自分だけ韓国へ戻り女性や妊娠した子どもをフィリピンに置き責任逃れをしているという。
フィリピン人女性は未婚となるが、裕福ではないため母親が仕事に行く時に子どもを預けることができず路上や自宅で置いていくことだけしかできないような状態。
更に父親がいないことで教育が受けられなかったり、福祉衛生面でも深刻な状態で面倒もあまり見てくれるところもないなどフィリピンの法律はシングルマザーを安易に受け入れてくれるものではない。
またコピノは父親がいないことで国籍上フィリピン人であっても周囲がフィリピン人と認識していないと雇用差別など笑われ者になるなど冷たい風当たりを浴びることもあるとSookmyung Timesでもこれらコピノ問題を取り上げている。
コピノ父親DNA鑑定と初ソウル家庭裁判所へ
そこでとあるコピノが韓国人の韓国人の父親を認知した上で訴えるということが行われた非常に珍しいケースがあった。
父親である男性はDNA鑑定を拒否するというなんとも情けない態度があるなど手間取ったことがあったようだったが結果裁判所はコピノの訴えを認める判決を下している。
フィリピン女性が中絶しない理由
不幸な子どもたちを中絶させればいいのでは?と思うかもしれないが実は国も違えば宗教も違う。
そこが問題で、フィリピン人の国民約85%がカトリック教ととされているため、中絶は禁止行為(認められないもの)となる。よってコピノの増加も防ぐことができない要因の1つともいえる。
ちなみにカトリック教は離婚も禁止という非常に厳しい決まりもあるので、安易に男女関係を絶つという行為自体非常識であるがそれ以前にこういった女性たちの被害を食い止める手立てはないものかと注目する中、今回の訴訟を受け韓国ではコピノ支援を検討しているという。
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差別
簡単に女性を捨てることや、人目に付かないことを理由にフィリピンを選んだり酷すぎです
フィリピン女性への対応
コメントありがとうございます。自分の都合の良いように遊びにきて、挙句に責任逃れをして生活したまま過ごすという行為許されることではないですね。
日本も
このフィリピン人の女性を残す問題って日本人でもありますよね。
日本人も
田美波さん、コメントありがとうございます。詳細は分かりかねますが、日本人でもあるようだと聞いたことがあります。個人のモラルから国を越えて本当に難しい問題だと思います。