海外では非常に多い中絶手術に関する情報なのにも関わらず日本ではなかなか情報はない。なぜだろうととある産婦人科の先生にインタビューしてみました。
日本の中絶件数が多いということ
どちらの産婦人科の先生かはあえて伏せておきますが、今回こうやって中絶で悩んでいる人が多い世の中にも関わらずタブー視されているこの中絶手術について先生にインタービューしてみたのですが、お断りされるかと思いましたが、先生は真剣にこの状態についてお応えくださったのです。
先日も記載したように日本の中絶件数が多い現状について伺ったところ先生曰く、日本の戦後の方が2倍近くの中絶数があったとのこと。
出生率が多かった時期で、一人あたり3人は出産していた頃ですね。昭和24、25、26年頃のことです。
(中絶後ストレスから立ち直るコツ14項目)
どこの産婦人科でも中絶手術ができる?
実は受け付けているかいないかという点は、あえて言わないのだそう。 (たまに中絶手術をしていますと掲げているクリニックさんもありますが、お金儲け優先かとにかく需要が多いので対応するのが無難との判断かそれも先生の考えの1つでしょうけれど)詳細は明かしてはいただけませんでしたが、産婦人科で中絶手術をしていますよ。と掲げてしまうと手軽に中絶をすれば問題解決ができるのだという人もいるかもしれません。
また余計に辛い想いをする女性が増えるかもしれません。事情は色々あってもとてもナイーブな内容だけに公に公開をしていないのが現状であるそうです。では以下にて詳しく確認していきましょう。
アメリカの中絶率の方が多い?
それに対してなるほどと感じたのは、アメリカ人女性の方が多いかもしれませんがその分彼女たちは、中絶後のケアとして少なからず誰かに話したり、同じ辛い悲しみを味わった人同士共有する場もあります。
対して日本はどのような事情があったとしても、中絶と聞くと恥ずかしいもの。恥だ。何だと世間から冷たい視線を浴びることを避けるため言わない傾向が非常に高いために中絶率もアメリカよりも低く(人口率も異なるので100%対象にはなりませんが)そういった理由もあるでしょう。
適切な避妊
どのような理由であれ、中絶して悲しい思いをするのは手術をした女性が最もであり、そしてその女性を支えるパートナーや家族、友達たち。
事前に避妊を常にしておくなどのケアを日頃から身に着けておくことも大切なことの1つであるとお話をしてくださいました。
こういった専門家である産婦人科の先生からの貴重なとても勉強になりますね。
あなたにとっても良い方向性が見つかりますように。
苦しむ運命
中絶の話も流産も全て女性の責任という社会になっている現状、変わるものでしょうか。
人には言えない苦しみを一生背負う運命とはいっても悲しいです。
日本の中絶事情
きららさんコメントありがとうございます。
人には色々な事情があっても不出来だと女性の責任を問う知識の乏しい教育からこういった現状を招いているのかもしれませんが、少しずつでも適切な知識をここから広げられたらと思っております。
言えない中絶
友達の中絶決断で付き添いで産婦人科へ行ったことを思い出しました。世間体は本当に辛そうですが正しい知識で指導してくれるお医者さんにめぐり合えるかどうかも大事だなと思います。
言えない中絶事情
翔子さんコメントありがとうございます。そうですね。お医者さんも人間です。色々な方がいますね。
評判を見たり直接何件かの病院で相談しながら検討する時間があれば、
着実に慌てすぎず病院を選びたいものですね。